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「本作は、女王にはならずに自分のアイデンティティを確立しようと決意した一人の女性の物語です。サンドリンガムで過ごすクリスマスという非常に短い期間のダイアナの葛藤と、最終的に自分のためだけではなく、 子供たちのためにも自由を確保するまでの過程を描きたいと思いました。このプロセスは、ダイアナの生涯のほんの一部かもしれませんが、彼女の人生を大きく変えた時間だったと言えるでしょう。そして、この決断こそが、ダイアナの美しき遺産の象徴であり、彼女の正直さと慈悲深い功績は今も唯一無二のままなのです」
パブロ・ラライン監督
INTRODUCTION
ダイアナを演じるのは、クリステン・スチュワート。『トワイライト』シリーズで絶大なる人気を得た後、『アクトレス ~女たちの舞台~』で全米映画批評家協会賞を始め数々の賞を受賞するなど着実に演技の幅を広げ、その存在感に深みを増した。本作では実在のダイアナのアクセントや眼差し、立ち居振る舞いを完璧にマスターするのはもちろん、彼女の孤独を内面から演じきり、初のアカデミー賞®ノミネートの栄誉に輝いた。『シェイプ・オブ・ウォーター』で同賞にノミネートされたサリー・ホーキンスら実力派俳優たちとの共演にも圧倒される。監督は、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』でも、ナタリー・ポートマンをオスカーノミネートに導くなど、稀有なる演出力を誇るパブロ・ラライン。
ダイアナ元妃は、英国名門貴族スペンサー(本作のタイトル)家の令嬢として、1961年に誕生した。20歳の時にチャールズ皇太子と結婚式を挙げ、17億人がTVに釘付けになったといわれるバルコニーでのロイヤルキスで、たちまち世界中に〈ダイアナ・フィーバー〉を巻き起こし、二人の王子にも恵まれる。だが、やがてチャールズが結婚前から恋愛関係にあったカミラとの仲を復活。夫の裏切りに傷ついたダイアナは、執拗なパパラッチや慣れない王室の作法から来るストレスにも苦しめられ、摂食障害を患ってしまう。本作は、この最も悩んでいた頃の彼女を描いている。チャールズと離婚後は再び輝きを取り戻し、慈善活動に身を捧げ、〈人々の心のプリンセス〉と讃えられる。恋多き女性としても知られていたが、当時の恋人と共に1997年に突然の交通事故で亡くなり世界を悲しみに包む。享年36歳。ファッションアイコンとして今なおリスペクトされているダイアナのセンスを華麗に表現するために、本作ではCHANELが衣装を制作している。
STORY
1991年、クリスマス。英国ロイヤルファミリーの人々は、いつものようにエリザベス女王の私邸サンドリンガム・ハウスに集まったが、例年とは全く違う空気が流れていた。ダイアナ妃とチャールズ皇太子の仲が冷え切り、不倫や離婚の噂が飛び交う中、世界中がプリンセスの動向に注目していたのだ。ダイアナにとって、二人の息子たちと過ごすひと時だけが、本来の自分らしくいられる時間だった。息がつまるような王室のしきたりと、スキャンダルを避けるための厳しい監視体制の中、身も心も追い詰められてゆくダイアナは、幸せな子供時代を過ごした故郷でもあるこの地で、人生を劇的に変える一大決心をする
。
CAST
Kristen Stewart
ダイアナ妃
クリステン・スチュワート
1990年、アメリカ、カリフォルニア州生まれ。オリヴィエ・アサイヤス監督の『アクトレス ~女たちの舞台~』(14)でセザール賞を受賞。さらにニューヨーク、全米の映画批評家協会賞なども獲得。そして本作で初のアカデミー賞®とゴールデン・グローブ賞ノミネートを果たし、ハリウッドで最も成功し、最も才能にあふれ、高い人気を誇る若手俳優の一人となる。2002年、ジョディ・フォスターと共演した『パニック・ルーム』で世界に強烈な印象を残す。その後、「トワイライト」シリーズ (08・09・10・11・12) のヒロイン、ベラ・スワン役で一躍スターの階段を駆け上がり、シリーズ全5作の世界興収は累計33億ドルを超える大ヒットとなる。その他の主な出演作は、『コールド・クリーク 過去を持つ家』(03)、『ザスーラ』(05)、『イントゥ・ザ・ワイルド』(07)、『ゴースト・ハウス』(07)、『ランド・オブ・ウーマン/優しい雨の降る街で』(07)、『イエロー・ハンカチーフ』(08)、『トラブル・イン・ハリウッド』(08)、『クリステン・スチュワート ロストガール』(10)、『ランナウェイズ』(10)、『スノーホワイト』(12)、『オン・ザ・ロード』(12)、『レディ・ソルジャー』(14)、『アリスのままで』(14)、『エージェント・ウルトラ』(15)、『ロスト・エモーション』(15)、『ビリー・リンの永遠の一日』(16)、オリヴィエ・アサイヤス監 督の『パーソナル・ショッパー』(16)、『カフェ・ソサエティ』(16)、『ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択』(16)、『モンスターズ 悪魔の復讐』(18)、『ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏』(18)、『チャーリーズ・エンジェル』(19) など。新作は、デヴィッド・クローネンバーグ監督の『Crimes of the Future(原題)』(22)。
王室を去ることを決めたダイアナ妃を描くという、スキャンダラスなテーマに基づいた映画に対して人々が抱くに違いない先入観は、本作のオープニングシーンを観て直ちに覆されるでしょう。これはサバイバルの物語です。溺れかけ、もがき苦しむ一人の女性が、ついに岸にたどり着き、やっと呼吸ができるようになるまでを描いています。映画はそこで終わり、彼女のそれから先のことは触れられません。信じられないほど心を揺さぶられるエンディングです。撮影中、私自身がどんどん変わっていったような気がします。これまで私は非常に過敏な人間でしたが、本作に挑戦したことで新たな自信が持てました。正面から向き合えばできないことはないというこの感覚を、皆さんにも味わってもらえたらうれしいです。現場では皆が一つになってハッピーな気持ちで、ダイアナを守るためにお互い努力できたらいいなと思いながら、日々撮影に臨みました。本作を完成させるために完璧なチームを作ったラライン監督を心から尊敬します。本作の撮影は一生忘れられない経験になりました。
Timothy Spall
アリステア・グレゴリー少佐
ティモシー・スポール
1957年、イギリス、ロンドン生まれ。イギリスで最も才能にあふれ、愛されている俳優の一人で、99年に大英帝国勲章4等勲爵士(OBE)を受勲する。世界的に高い評価を得た代表作は、英国の風景画家ターナーを演じた『ターナー、光に愛を求めて』(14) で、カンヌ国際映画祭男優賞をはじめ数々の賞を受賞する。最も有名な役は、「ハリー・ポッター」シリーズ (04・05・09・10) のピーター・ペティグリュー。その他の主な出演作は、『トプシー・ターヴィー』(99)、『ラスト サムライ』(03)、『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(07)、『英国王のスピーチ』(10)、『ロンドン・バーニング』(19)など。
Jack Farthing
チャールズ皇太子
ジャック・ファーシング
1985年、イギリス、ロンドン生まれ。シーズン5まで続いた人気 TVシリーズ「風の勇士 ポルダーク」(15~19) のジョージ・ウォーレガン役が最も有名。その他の主な出演作は、TVシリーズ「Silk 王室弁護士マーサ・コステロ」(12)、「ダ・ヴィンチと禁断の謎」(13)、『ライオット・クラブ』(14)、キーラ・ナイトレイ主演の『オフィシャル・シークレット』(19)、『ラブ、ウェディング、リピート』(20)、オリヴィア・コールマン主演の『ロスト・ドーター』(21)など。
Sean Harris
ダレン
ショーン・ハリス
1966年、イギリス、ロンドン生まれ。世界的大ヒット作「ミッション:インポッシブル」シリーズ (15・18) で、悪役ソロモン・レーンを演じ高く評価される。また、『ベルファスト71』(14)、『マクベス』(15)、『アウトサイダーズ』(16) で英国インディペンデント映画賞に3年連続でノミネートされる。その他の主な出演作は、『24アワー・パーティ・ピープル』(02)、TV 映画「レッド・ライディング」シリーズ (09)、『プロメテウス』(12)、ティモシー・シャラメ主演の『キング』(19)など。
Sally Hawkins
マギー
サリー・ホーキンス
1976年、イギリス、ロンドン生まれ。イギリスで最も尊敬されている女優の一人。「パディントン」シリーズ(14・17)のブラウン夫人役で広く知られる。『ハッピー・ゴー・ラッキー』(07)でゴールデン・グローブ賞を受賞。さらに、『ブルージャスミン』(13)でアカデミー賞®、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞にノミネートされ、『シェイプ・オブ・ウォーター』(17)でも同3賞にノミネートを果たす。その他の主な出演作は、『ファクトリー・ウーマン』(10)、『僕と世界の方程式』(14)、『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』(16)、TVミニシリーズ「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠」(16)など。
STAFF
Pablo Larraín
監督
パブロ・ラライン
1976年、チリ、サンティアゴ生まれ。制作会社ファブラをフアン・デ・ディオス・ララインと兄弟で共同設立。 2006年に『Fuga(原題)』で長編映画監督デビュー、続く『Tony Manero(原題)』(08) はカンヌ国際映画祭の監督週間で上映され、『Post Mortem(原題)』(10) はベネチア国際映画祭のコンペティション部門出品、『NO』(12) はカンヌ国際映画祭の監督週間で作品賞を受賞し、アカデミー賞®で外国語映画賞ノミネートを果たす。さらに、『ザ・クラブ』(15)ではベルリン国際映画祭で銀熊賞を獲得し、ゴールデン・グローブ賞では外国語映画賞にノミネート、『ネルーダ大いなる愛の逃亡者』(16)はカンヌ国際映画祭で上映され、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞にノミネートされる。世界的な評価は、ナタリー・ポートマン主演の『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』(16)で最高潮となり、アカデミー賞®では主演女優賞、作曲賞、衣装デザイン賞にノミネートされる。
プロデューサー
ポール・ウェブスター
1952年、イギリス生まれ。ジョー・ライト監督の作品で知られ、プロデュース作品『プライドと偏見』(05) が英国アカデミー賞にノミネートされ、『つぐない』(07)がゴールデン・グローブ賞と英国アカデミー賞の作品賞を受賞し、アカデミー賞®作品賞にノミネートされる。また、デヴィッド・クローネンバーグ監督の『イースタン・プロミス』(07) が英国アカデミー賞にノミネートされる。さらに、再びライト監督と組んだ『アンナ・カレーニナ』(12) が、英国アカデミー賞にノミネートされる。その他の主な作品は、『ペティグルーさんの運命の1日』(08)、『ディズニーネイチャー フラミンゴに隠された地球の秘密』(08)、『ブライトン・ロック』(10)、『砂漠でサーモン・フィッシング』(11)、『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(15)、『セレニティー:平穏の海』(19)など。
脚本
スティーヴン・ナイト
1959年、イギリス生まれ。2019年に大英帝国勲章司令官(CBE)を受勲する。初めて脚本を手掛けた『堕天使のパスポート』(02) で絶賛され、アカデミー賞®と英国アカデミー賞にノミネートされる。主な作品は、『アメイジング・グレイス』(06)、『イースタン・プロミス』(07)、『マダム・マロリーと魔法のスパイス』(14)、『セブンス・サン 魔使いの弟子』(14)、『完全なるチェックメイト』(14)、『二ツ星の料理人』(15)、製作総指揮も担当した『マリアンヌ』(16)、『クリミナル・タウン』(17)、共同脚本を務めた『蜘蛛の巣を払う女』(18)、『ロックダウン』(21)など。
撮影監督
クレア・マトン
1975年生まれ。ルイ・リュミエール国立学校出身で、フィクションもドキュメンタリーも手掛けるフランスの撮影監督。『燃ゆる女の肖像』(19)で絶賛され、セザール賞、全米映画批評家協会賞、NY 映画批評家協会賞を受賞する。さらに、『アトランティックス』(19)で LA 映画批評家協会賞を受賞する。その他の主な作品は、『南へ行けば』(09)、『黒いスーツを着た男』(12)、『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』(15)、『今さら言えない小さな秘密』(18)など。
プロダクションデザイン
ガイ・ヘンドリックス・ディアス
1968年、イギリス生まれ。『エリザベス:ゴールデン・エイジ』(07)で英国アカデミー賞にノミネートされ、クリストファー・ノーラン監督の『インセプション』(10)ではアカデミー賞®にノミネートされ、英国アカデミー賞を受賞する。さらに『パッセンジャー』(16)でもアカデミー賞®ノミネートを果たす。その他の主な作品は、『ブラザーズ・グリム』(05)、『スーパーマン リターンズ』(06)、スティーヴン・スピルバーグ監督の『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(08)、『アレクサンドリア』(09)、『スティーブ・ジョブズ』(15) 、『くるみ割り人形と秘密の王国』(18)など。
衣装デザイン
ジャクリーン・デュラン
『アンナ・カレーニナ』(12)で絶賛され、アカデミー賞®と英国アカデミー賞に輝く。『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(19)でも再び同2賞を受賞し、その才能とセンスを認められる。アカデミー賞®と英国アカデミー賞にノミネートされた作品には、『プライドと偏見』(05)、『つぐない』(07)、『ターナー、光に愛を求めて』(14)、『美女と野獣』(17)、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(17) がある。その他の主な作品は、英国アカデミー賞を受賞した『ヴェラ・ドレイク』(04)、アカデミー賞®にノミネートされた『シラノ』(21)、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(22)など。
へアメイクデザイナー
吉原 若菜
日本でキャリアをスタートさせてから24年以上、映画業界でヘアメイクデザイナーとして活躍中。芸術家としてのバックグラウンドもあり、クリエイティブかつ機能的と高く評価されている。これまで特殊メイクからかつら、メイクアップやヘアメイクまで、メイクアップ部門におけるすべての技術を獲得し、マネージャーとして、デザイナーとして今や最も知識のある人物。代表作は、『ハイ・ライズ』(15)、『シンデレラ』(15)、『オリエント急行殺人事件』(17)、『ナイル殺人事件』(22)など。
作曲
ジョニー・グリーンウッド
1971年、イギリス生まれ。世界的大成功をおさめ、影響力のあるイギリスのロックバンド「レディオヘッド」のギタリスト。コンサートホールで演奏する楽曲も映画音楽の作曲家としても評価が高く、数々の賞を受賞している。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(07)ではベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞し、グラミー賞、英国アカデミー賞にノミネート。さらに、『ファントム・スレッド』(17)と『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(21)で、アカデミー賞®と英国アカデミー賞にノミネートされる。その他の主な作品は、村上春樹原作の『ノルウェイの森』(10)、『少年は残酷な弓を射る』(11)、『ザ・マスター』(12)、『インヒアレント・ヴァイス』(14)、『ビューティフルWW・デイ』(17)など。
編集
セバスティアン・セプルベダ
パリの国立高等映像音響芸術学校(La Fémis)で脚本を、キューバの映画テレビ学校(EICTV)で編集を学ぶ。パブロ・ラライン監督の『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』(16) を担当し、インディペンデント・スピリット賞にノミネートされるなど、数々の賞のノミネートを果たす。その他、ベネチア国際映画祭で上映された『エマ、愛の罠』(19)、スティーヴン・キング原作の TVシリーズ「リーシーの物語」(21) の第1エピソードなどを手掛ける。
予告編
特報